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パリのレンタル電気自動車

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フランスのパリで、環境に優しい電気自動車を30分単位で時間貸しする、大規模なカーシェアリング事業の試験運用開始。

「オートリブ」と名づけられた、このサービスはパリ市が、フランスの電気自動車メーカー「ボロレ」と進めるもの。計画では、パリ市とその周辺に、充電設備を備えた電気自動車のステーションを1100か所以上設け、電気自動車3000台を30分単位で貸し出す。12月の本格運用を前に、2日からは試験運用が始まり、4人乗りの電気自動車66台が市民にお披露目された。この事業の特徴は、ステーションが1100か所と多いことから借りた場所に縛られずに車の返却ができることで、パリ市ではタクシーを補う新しい交通サービスと位置づけ、市内の交通渋滞の緩和にもつながることを期待される。料金は年間契約の場合、基本料金が日本円でおよそ1万5000円、さらに利用する時間に応じて、30分で500円前後の料金がかかる。電気自動車メーカーのボロレ社長は、「これは単なるカーシェアリングではなく、都市の生活を変える可能性がある」と話している。(以上NHK)

パリでは07年に公共自転車(コミュニティサイクル)の「ヴェリブ」がスタートしており、2年間の累計利用者数が5300万人に達するなど、交通手段のひとつとして完全に定着している。オートリブはこれの自動車版である。

考え方はカーシェアリングに似るが、車両規格を統一し、借り出しと異なる場所への返却を可能とした点など、ヴェリブとの共通項も多い。そのため公共自転車になぞらえて、公共自動車(コミュニティカー)と呼ぶこともある。

同様の事業としては、08年にダイムラーがドイツのウルムで運用を開始し、翌年アメリカのオースチンにも導入した「Car2Go」がある。しかしフランスはその前から、環境にやさしいEVを使ったプロジェクトを推進してきた。

1997年にパリ近郊のサン・カンタン・アン・イヴリーヌでルノーのEVを使った「プラクシテル」という名の実証実験を行ったあと、2年後に大西洋岸のラ・ロシェルでPSAプジョー・シトロエンのEVを用いた「リゼレック」を開始。現在も運営を続けている。

Car2Goが自動車会社主体の事業なのに対し、フランスの場合は自治体や電力事業者との共同プロジェクトである点も違いだ。オートリブもパリ市が主体になっている。公共性の高いモビリティを1民間企業に委ねるのは問題があるという判断だろう。

オートリブは規模も注目である。ウルムのCar2Goが22か所のパーキングと200台の車両で運用しているのに対し、オートリブのパーキング数は1000か所、車両は3000台と、数字だけ比べてもケタ違いだ。

利用料金は会費が月額15 - 20ユーロ、使用料が30分ごと5ユーロの予定だというオートリブ、実現すれば世界最大級の公共自動車ネットワークになるだろう。

「オートリブ」はパリ市内および近郊の27 市まで利用が可能となる。入札仕様書によると、運営委託先は電気自動車を3,000 台導入し、パリ市内に700 カ所、近郊に300 カ所の専用駐車場(充電設備付属)を設けることになる。なお、利用者は基本料金(月額15 ユーロ程度)および利用料金(30 分毎の運転につき4~6 ユーロ程度)を支払う。また、「ヴェリブ」と同様、出発時とは別の駐車場に自動車を乗り捨てることができる。

レンタサイクル業「ヴェリブ」で大成功を収めた、パリ市のドラノエ市長。彼が2011年上半期に開始を予定しているのが、電気自動車レンタル業「オートリブ」だ。これによりパリ市が目指すのは、都市圏の公共交通の拡大と、環境に配慮した新しい形のトランスポート。パリ市当局の最新情報によれば、パリのみならずイル・ド・フランス地域圏の40にも及ぶ市町村が「オートリブ」の導入を希望しているという。「オートリブ」広報のステファニーさんは語る。「この政策実施に当たって、最も重要な課題となっているのが、協賛(運営)企業の選考。現在、パリを含むイル・ド・フランスにトータルで約1300の「オートリブ」ステーションを、また約3000台のレンタカーの設置を予定していますが、それらの数や利用料金もこれから決定する企業次第で変動します」。明確な公式発表は年末になる見込み。期待が募る!


料金は、個人利用だと、最初の登録料で40ユーロ、デポジット(万が一の事故や損害の場合)で650ユーロほどかかりますが、車返却時に何もなければそのお金は全額戻ってきます。
 あとは1時間ごとに2.1ユーロ、丸1日借りても21ユーロ。それと、23時から7時までの夜中利用は無料なんです!現在、22の駐車場と70台の車が利用できます。
 車を利用するときは、インターネットかコールセンターで予約をすれば駐車場に行って利用者カードを端末に入れるだけ。面倒な手続きは一切ありません。
 そもそもサービスの目的は、必要以上に車を使わないことで市内外の交通量を減らすことにあります。
 統計では1台のオトリブを導入することで5-8台分の自家用車利用を減らすことができるそうです。たしかに、自家用車があると、時間制限がないためにダラダラと利用することも可能ですね。
 これが結局はガソリンの無駄な消費、交通量の増加につながる小さなきっかけだったりします。

フランス語ですが、こちらの動画を参照下さい。


http://www.autolib.fr/autolib/pour-qui.html

出所:http://www.47news.jp/PN/201110/PN2011100201000563.html 、NHK,共同他

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