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東京モーターショー2019 

[ イベント情報 ]

「東京モーターショー2019」が、10月25日~11月4日の11日間、東京お台場のビッグサイト及び靑海で開催される。これに先立ち10月23日~24日のプレス公開が行われたので、取材した。

小生がモーターショーの見学をしたのは遙か20年以上前であり、バブルははじけたが、まだまだモーターショーが人々に夢と希望を与える催しだった頃である。音と光による華やかでいかにも希望に溢れる未来が演出されており、小生も心躍る思いで見学したことを覚えている。tms2019toyota02.jpg
さて20数年ぶりのモーターショーはどの様に変貌しているのだろうか?
世界の主要モーターショーであるフランクフルトモーターショーやデトロイトモーターショーも、最近は国外の自動車メーカの不参加が目立ち、また、入場者数の減少が続いている。
東京モーターショーも、入場者数はバブル期最後の1991年(32回)に200万人に達したが、その後150万人を切る状態が続き、2009年(41回)のリーマンショック時の60万人になってしまった。2011年に会場を幕張メッセから東京ビックサイトに移し若干回復したが、2013年(43回)以降はまた減少し続け、前回(45回:2017年)には、77万人まで減ってしまった。

自動車工業会の豊田会長は、今回の東京モーターショー開催に先駆けて、高校野球や阿波踊りのように誰もが知るイベントは100万人規模の参加があり、それらと同等の100万人の入場者数を目指したいと述べている。
自動車を中心とした展示だけではこれを達成することができないという危機感からか、今回は、業界の壁も取っ払い、電機メーカ等の異業種の出展や、従来競合であった東京オートサロンとの初のコラボレーション、更には、「未来の主役である子供達にも来てもらいたい」(豊田会長)との思いから、高校生以下は無料とし、子供達に人気のキッザニアともコラボレーションしている。
e-モータースポーツやドローンのレースも行われる予定で、何が何でも100万人を達成しようという意気込みが窺える。
もちろん狙いは、100万人ではなく、「さまざまな産業と共に生活全体の未来を示す場へのモデルチェンジ(豊田会長)」であろう。

さて、このような前知識の基、プレスという立場で見学した今回のモーターショーを見てみよう。
◆トヨタ自動車TMSTOYOTA03.jpg
まず、今回のモーターショーが狙った、今回のモーターショーのテーマである「「Open Future(くらしの未来)」を最もよく分かる形で示したのは、トヨタブースであろう。プレスカンファレンスでトヨタ社長が「トヨタブースに来年発売される車は一つもない」と言ったように、ブースの舞台上には、e-Palette、e-RACER、e-broom、Micro Palette、e-Careと言う、近未来を彷彿とされるクルマが展示され、見学者は触ったり乗ったりして体験できるようになっている。
豊田社長はよく「愛犬、愛馬と言う言葉があるが、愛のつく工業製品は"クルマ"しか無い」と言っている。トヨタは、今回この言葉の回答をe-RACERで示したようだ。確かに昔大衆が共有した馬車がe-Paletteだとすると、乗馬用の愛馬はe-RACERなのかも知れない。しかしe-RACERのようなスポーツカーの販売台数は大して期待できそうもない。トヨタは何処で稼ぐつもりだろうか?

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