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世界ICTサミット2016 「フィンテックと自動運転技術」の類似性

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6月6-7日の2日間、日経新聞と総務省主催の「世界ICTサミット2016」が日経ホールで開催された。 基調講演では総務省桜井次官、ノキヤ シラスマ会長ほか内外の通信、エレクトロニクス企業のトップが登壇した。シンポでは製造業、サービス、インフラ、政策に関する分野に関する意見交換が行われた。

その中で注目されるのは、6日午後のセッション2「デジタルが促す顧客価値創造」で登壇した 山田 大介 氏(みずほフィナンシャルグループ執行役常務、フィンテック担当)の発言であった。
山田氏はデジタル化の中で「通信、小売業、音楽配信」等が「破壊的なイノベーション」が起きている中で、それが発生していないのは「自動車と銀行」だとした。主な論点は以下のとおり。
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1.両業界でイノベーションが発生していないのは「規制と安全・安心神話」でためである。すなわち  人命に関わるクルマと信用力を基盤とする銀行は強い「レガシー」に守られてきた
 しかし、AIの発展によるGoogleの自動運転車、ブロックチェーン(分散型台帳管理)や仮想通貨の 台頭下での銀行はこの神話は崩れる可能性は大きい。
 ここlで言う「破壊的イノベーション」とは、「付加価値の劇的移転」を指し、燃料電池やHV等は含ま れない。

2.クルマの破壊的イノベーションは、付加価値が「クルマというハードからクルマを利用して生じるサ ービ ス」に移ることを意味する。銀行も「人が行う審査」は消滅する可能性もある。
 .現代はインターネットという「高速道路」上を「スマホという端末」が動いてる時代である。   今更、「馬車」を造っている時代ではない。

3.今後の銀行のビジネスモデルはGEのIoTの標準「Predix(プレディクス)」のようにデファクトから  プラットフォームを形成し、その胴元も目指すことである。

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