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JDパワー社が「スマホとナビの競合・共存状況」調査

[ ITS動向 ]

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スマートフォン利用者の過半数がナビアプリを利用


株式会社J.D. パワー アジア・パシフィックは、携帯電話のナビゲーションアプリの利用実態調査の結果を発表した。
スマホの普及の中で、ナビとの関係は一つの論点であるが、本調査はこの点につき直接調査している点で注目される。

結果はきわめて、穏当なもので、、スマートフォン利用者の半数以上が、内蔵GPS 機能を用いたナビゲーションアプリ(Google マップナビ、NAVITIME 等)を利用していることが明らかとなった。また、スマートフォン利用者のうち、スマートフォンナビと車載カーナビを両方利用しているユーザー(スマートフォンナビ/車載カーナビ利用者)は約3割、スマートフォンナビは利用しているが車載カーナビは利用していないユーザー(スマートフォンナビ利用者/車載カーナビ非利用者)はスマートフォン利用者の1割強であった。

また、本調査では、今後、車で利用したいナビのタイプを聴取しているが、現時点で車載カーナビを利用しているユーザーは、スマートフォンナビ利用有無に関わらず、約7割が引き続き車載カーナビの利用を今後も希望すると回答している。その一方で、スマートフォンナビ利用者(車載カーナビ非利用者)は、ほぼ半数がスマートフォンナビを希望するという結果となった。

今後スマートフォンの普及が進むにつれスマートフォンナビの利用拡大が予測される。従来の車載カーナビ利用者にとっては、車載カーナビは今後とも必要なものであり、スマートフォンナビの利用が浸透したとしても、お互い共存していく関係になると考えられる。一方で、車載カーナビ非利用者にとっては、車内でのナビゲーションはスマートフォンナビを利用という意識が強く、今後スマートフォンの市場拡大により、こうしたユーザー層
の増加が予想される。
また、車載カーナビユーザーにおいても、携帯電話ナビと車載カーナビの融合・連携したサービスに対して「興味がある」という回答が6割強という調査結果も出ている。具体的なユーザーの声としては、「スマートフォンの様々な情報(ナビ情報/音楽/映像)を同期できるカーナビが欲しい」「スマートフォンでの店検索の情報が
カーナビに送れる」といった期待・関心が見られる反面、「スマートフォンと連携することでセキュリティリスクが高まる」といった懸念も見られた。
従来の車載カーナビだけでなく、スマートフォンを通じて様々なナビゲーションサービスが提供される環境変化の中、車載カーナビ/スマートフォンナビをどのような形で融合させ、ユーザーにとってトータルなマルチメディアとして付加価値のあるサービスを提供していくのかが問われている。


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