
「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の義務付け |
[ ITS/CASE&MaaS 政策動向 ] 2025年6月21日 |
国土交通省は、道路運送車両の保安基準等を改正し、乗用車について、国際基準に適合する装置の搭載を義務づける。
1.主な改正の概要
オートマの乗用車に「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の義務付け
2.適用時期
新型乗用車:令和10年9月1日(輸入車は令和11年9月1日)
3.背景
高齢者を中心としたドライバーによる「アクセルとブレーキの踏み間違い」による事故を防止・軽減するために義務付け
4. 加速抑制装置の仕組み
車両前後に搭載された超音波センサなどで障害物検知し、アクセルを強く踏み込んでも加速せず、ブレーキ作動、エンジン出力を制限する。(添付資料参照)
5.備考:昨年11月、国連自動車基準調和世界フォーラム(WP.29)において、日本発の技術を国際基準とすることで合意されていた。