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名大テクノフェア2012

[ ITS/CASE&MaaS ]

8月31日(金)名大豊田講堂でテクノ・フェア名大2012が開催され、講演のほか50件の展示が行われた。
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ITS,交通関連で特に関心を持って情報交換したのは以下の3ブース

◆アンケートデータの見える化

古橋 武・吉川 大弘所属工学研究科 計算理工学専攻研究室名等基盤計算科学講座研究室
展示概要
可視化によるアンケートデータ解析プラットフォーム(VDA: Visual Data Analyazer) ver.2の開発
予備調査による質問項目設計、結果の集計・多変量解析とテキストマインニング、回答者群の属性解析、自由記述欄解析などを全てVDA上で実施できるようにしている。
この研究は、ITSP21も関連アンケート分析で、協力関係にある。

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◆安全でエコな交差点の設計と交通運用技術
中村 英樹,浅野 美帆 所属工学研究科 社会基盤工学専攻研究室
展示概要
、①信号交差点の安全性評価シミュレーターの開発、並びに②ラウンドアバウトの計画と設計手法、の2つについて主に展示
①は、交差点の改良や信号現示変更などによる交通安全対策代替案立案に際して、交差点での安全性を事前に定量的評価を行うための革新的なシミュレーターであり、プロトタイプモデルによるビジュアル・デモンストレーションを実施。
②では、災害に強く、安全でエコな交差点制御方式として注目を集めているラウンドアバウトについて、その適用条件など計画手法や、細部の設計方法に関する技術について展示を行うとともに、動画による実運用状況の紹介。
イギリスで広く普及している「ラウンドアバウト」の導入を研究しているもので、長野県飯田市で
既存交差点の改造が億なわれている。


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◆運転行動モデルを用いた個人適合型運転支援システム
鈴木 達也・稲垣 伸吉・田﨑 勇一・奥田 裕之所属工学研究科 機械理工学専攻研究室
展示概要
同研究室はハイブリッドシステム理論にもとづいた個人適合型の自動車運転行動支援システムの開発中。
まず人間の前方車追従運転行動をハイブリッドシステムと呼ばれる数理モデルで表現し、個々のドライバの運転データにもとづきシステム同定手法を用いてそのドライバの個性を反映した運転行動モデルを獲得。。次に、得られた運転行動モデルを用いてドライバの将来の運転操作を予測し最適な運転支援を行うモデル予測型運転支援システムの設計を行います。開発した運転支援システムについて、ドライビングシミュレータおよび改造小型電気自動車を用いて検証実験を実施中。
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