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トヨタ、筑波でWingletの公道実験

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茨城県つくば市とトヨタは、7月24日より「つくばモビリティロボット実験特区」において、トヨタが開発を進めている立ち乗り型のパーソナル移動支援ロボット「Winglet(ウィングレット)」による歩道での公道実証実験を開始した。公道での「Winglet」による実証実験は今回が初めてとなる。

本実証実験は、「Winglet」を将来的に公道(歩道)で利用することができるよう、「安全性」「実用性」「利便性」を検証することを目的に、2013年度から3年間の計画で実施する。2013年度は、「安全性」の検証に重点を置き、(独)産業技術総合研究所(以下、産総研)職員やつくば市職員などが、通勤や勤務時の外出の際に、公道(歩道)などで利用することで、走行安全性や歩行者など交通との親和性を評価する。2014年度以降は、需要見込みや、市民の移動支援・地域の活性化・環境改善への貢献度などの「実用性」「利便性」について、検証する予定。

つくば市では、「つくばモビリティロボット実験特区」の認定を受け、2011年6月から日本で初めてとなるパーソナルモビリティロボットの公道実験を行い、これまでに延べ7,000kmを超える実験走行を行ってきた。今回、「Winglet」の実証実験を開始することで、日本における生活支援ロボット産業の発展や、モビリティロボットの公道走行の実現に向けて貢献していきたいと考えている。また、つくば市では、「つくば国際戦略総合特区」や「環境モデル都市」の指定を踏まえ、低炭素社会の実現に向けたイノベーション創出に取り組んでいる。モビリティロボットを活用した環境負荷の低いまちづくりを進めるにあたり、「Winglet」の公道実証実験を開始できることは、大変意義があると考えている。

【2013年度実証実験の概要】
使用機体Winglet Long Type  8台
実施期間2013年7月24日~2014年3月31日
参加者産総研職員、つくば市職員など約80人

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