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トヨタ、コネクテッド戦略「3本の矢」展開状況について説明

[ ITS/CASE&MaaS トヨタ ]

トヨタは6日、2019年3月期の連結純利益(米国会計基準)が前期比25%減の1兆8700億円になりそうだと発表した。2兆3000億円としていた従来予想から引き下げた。売上高は微増の29兆5000億円、営業利益は横ばいの2兆4000億円と従来予想を据え置いた。

また、同席した友山副社長は「コネクテッド戦略の展開状況」について説明した。主なポイントは以下の通り。
1. コネクティッド戦略は「守り」「改善」「攻め」という"3つの顔"がある。
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2. MaaS戦略も「外部事業者協業モデル」「トヨタ事業主体モデル」「販売店事業主体モデル」という3つのアプローチがある。
  例:①配車サービス「Grab」との協業
    ②サブスクリプションサービス「KINTO」展開。
    ③カーシェアサービス「Hui」を、今後は米国全域への展開を予定
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・MaaS向けの車両として「e-Palette」「MaaS Sienna」「MaaS EV」を開発中。
・ソフトバンクグループと共同出資会社「MONET Technologiesは年内に(名古屋など)複数の市町村でサービスを行なう予定.
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3.コネクティッドの投資は、それだけの収益もさることながら、本業である自動車と自動車事業を進化させていくために必要な投資であり、投資と投資効果のバランスを常に注視しながら進めている。

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