
テスラのFSD、2月14日からサブスクのみ―買い切り販売終了― |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS ITS海外情報 ] 2026年1月20日 |
イーロン・マスク氏がX(旧Twitter)で,
テスラ車向けの運転支援機能「FSD(Full Self-Driving)」
の買い切り販売をやめ。2月14日以降は月額サブスクリプションのみで提供すると明らかにした。
FSDの価格は米国では買い切りが8000ドル(約127万円)、サブスクリプションが月額99ドル(約1万5000円)となっている。現行の月額料金が維持される場合、利用期間がおよそ6年半を超えると買い切りの方が割安になる計算だ。
テスラが自動運転をサブスク化する主な想定理由は以下の通り。
1) 初期費用を下げて普及率を高める
2) 安定した「継続収益」モデルへの転換
テスラは単に車を売るメーカーから、ソフトウェア・サービスを提供する企業への転換を進めており、定期収入を増やすことが可能になる。
3) 技術進化と価値の再定義
テスラのFSDは、「レベル2相当の支援機能」である。この曖昧さが、購入時に期待値と実態のギャップ(不満)につながっているという見方もある。
サブスク化は「サービスとして必要な期間だけ使う」という価値観に変えることで、ユーザーの理解を得られる。
4) CEO報酬制度や成長指標との関連
一部報道では、イーロン・マスクCEOの報酬目標に「アクティブなFSDサブスク数」が組み込まれている可能性が指摘されている。
5)サブスクがデータ収集に有利である。
・契約時に 利用規約+データ利用同意 を明示
・規約変更時も「継続=再同意」と整理しやすい
・国・地域ごとに条項を変えやすい
なぜこのタイミング?
・FSDの実用性や安全性に対する 規制・批判・調査が世界的に強まっていること。
・「完全自動運転」の実現がまだ先であるため、一括高額購入モデルの魅力が低下していること。
・自動車メーカーがソフトウェア収益を重視する潮流が加速していること。
・テスラ以外にも Ford、GM、BMW などが機能・サービスのサブスクリプション化を進めていること







